[CTX]
[ALL]
COUNTER parameter == COUNTER=listOfCounterControl
counterControl == do | total | acc | ssi | ref | err | ro | no | mntpV
-- default: COUNTER=no
-- 制限: HTTP, SMTP, FTP, DNS に適用可能
アクセスカウンターの使用法を指定する。
(注記: DeleGate/9.X におけるカウンターの実装は試験的なものなので、
カウンターファイルの位置や書式は将来変更され、互換性がなくなるかもしれません)
- do -- "total,acc,ssi,ref,err" を含む全カウンターを有効にする
- total -- このサーバーの総ヒット数カウンターを有効にする
- acc -- 各 URL 毎のそれぞれのアクセスカウンターを有効にする
- ssi -- SSI ( .shtml 内の PAGE_COUNT ) のみ、カウンターを有効にする
- ref -- HTTP "Referer:" での リファラカウンターを有効にする
- err -- エラーカウンターを有効にする (SMTP用)
- ro -- 読込専用でカウンターを有効にする
- no -- カウンターを無効にする [初期値]
- mntpV -- 各 URL の代わりに MOUNT ポイント ( vURL ) のカウンターを使う
COUNTER="do" で有効にした場合、各対象 URL に対する全要求、
全リファラ、全エラーのアクセスカウンターが加算されます。
COUNTER="total" で有効にした場合、全要求に対するアクセスカウンターが
加算されます。
"acc" で有効にした場合、各対象 URL に対する全要求に
対するアクセスカウンターが加算されます。
"ssi" で有効にした場合、SSI PAGE_COUNT 参照を
含む SHTML ページの URL のカウンターがページアクセス時に加算されます。
"ref" で有効にした場合、HTTP "Referer:" フィールド内の URL の
リファラカウンターが加算されます。
それぞれのアクセスカウンターは、"ADMDIR/counts/access/URL#count"
にあるファイルに保存されます。それぞれのカウンターファイルは、
ASCII 10進数形式でのアクセス数で構成された行で始まり、
手動で、初期化/編集できます。
行には、3つの数を含めることができ、1つ目はアクセス数の総合計で、
2つ目は、同一クライアントからの複数回アクセスを除くアクセス数で、
3つ目は、最後の10クライアントからの複数回アクセスを除いたアクセス数です。
それぞれのカウントは、%T, %U, %V
それぞれ、後述の書式文字列に置き換えられます。
カウンターは、PAGE_COUNT または、COUNTER 値として、
SSI を使うことで指定した書式で表示できます。
タグ内に "url" を指定しない場合、タグを含む SHTML ファイルの URL を意味します。
カウンター値は、下記の "fmt=..." 属性であたえられた書式文字列で
印刷可能キャラクター文字列に変換にします。
書式の初期値は、"%T" です。
書式指定子:
- %T -- 総アクセス数
- %U -- 単一クライアントからの繰り返しアクセスを除いた数
- %V -- 最後の 10 クライアントからの繰り返しアクセスを除いた数
- %N -- ネットワーク数 [ 0 - 1023 ]
- %M -- ネットワークマップ
- %L -- 最後の 10 クライアントの一覧
- %mT %mU %mV -- 1日の数
- %mHT %mHU %mHV -- 1時間の数
- %tC -- 最初のアクセス時間 (カウンター生成)
- %tT %tU %tV -- それぞれのカウントが更新された時間
指定子 %N は、クライアント群のネットワーク数に置き換えられ、
それぞれのネットワークは、10 ビットのネットマスク (0xFFC00000 または 255.192.0.0/10) を伴います。
これは、全 IP4 アドレス空間を 1024 ネットワークに分割することを意味します。
したがって、%N は、部分単位の範囲で、アドレス空間上に存在する
ネットワーク上のクライアントの分布を表します。
%M は、クライアントの分布を可視マップで表示します。
例)
- <!--#echo var=PAGE_COUNT -->
- <!--#echo var=COUNTER -->
- <!--#echo var=COUNTER fmt="%T hits since %tC" -->
- <!--#echo var=COUNTER url="URL" -->
- <!--#echo var=COUNTER fmt="%U/%T hits" -->
- <!--#echo var=COUNTER url="URL" fmt="%U/%T hits" -->
総合計は、TOTAL_HITS タグまたは
"sel=total" を伴う COUNTER タグで表示されます。
URL のリファラカウンターは、HTTP 要求の "Referer:" ヘッダーに URL がある場合加算されます。
それぞれのリファラカウンターは、
"ADMDIR/counts/referer/URL#count-ref"
に保存されます。
リファラカウンターは、PAGE_COUNT タグ内の "sel=ref" 属性
で表示できます。
例)
- <!--#echo var=TOTAL_HITS -->
- <!--#echo var=COUNTER sel=total -->
- <!--#echo var=COUNTER url="URL" fmt="%U/%T refs" sel=ref -->
各 URL に対するカウンターを全て有効にするのは、不経済で/か不要かもしれません。
代表として MOUNT ポイントのカウンターを使用するか、
サーバーーの総合計アクセスカウンターだけを使用うことで、
カウンターを削減できます。
以下の例では、全ての URL のカウンターがデフォルトで (COUNTER=do で) 有効です。
/srv1/ 以下の URL のカウンターは、/srv1/ のカウンターで表され、
さらに、サーバーの 総合計と、SSI カウンターは、/mine/ 以下の URL でだけ有効になります。
例で示されるように、COUNTER は、
デフォルト値を COUNTER パラメーターから引き継ぐように、
MountOptionとして指定することができます。
例)
COUNTER=do
MOUNT="/srv1/* http://srv1/* COUNTER=mntpV"
MOUNT="/mine/* file:dirpath/* COUNTER=no,total,ssi"