SYSLOG parameter* == SYSLOG=[syslogOpts,][syslogServ] syslogOpts == syslogOpt[,syslogOpts] syslogOpt == -vt | -vs | -vS | -vH | -fname -- default: none
複数の SYSLOG パラメーターで、syslogServ で指定した それぞれの複数の異なる対象にログデータを送信する設定ができます。 syslogServ は、syslog サーバーか、ローカルファイルの URL です。 syslogServ のデフォルトは、ローカルのロガー (ログは、標準 "syslog()" 関数経由で送られます) です。 それぞれの対象に対し、ログ書式と詳細さは、以下の syslogOpt を前置して指定できます:
-vt | -- LOGFILE を簡素化 |
-vs | -- LOGFILE 無し |
-vS | -- PROTOLOG 無し |
-vH | -- syslog ヘッダーを省略 |
-fname | -- ファシリティ名 "daemon" の代わりに name を使う |
例)
SYSLOG= | -- ローカルの syslog へ |
SYSLOG=syslog://host | -- 遠隔の syslog サーバーへ |
SYSLOG=syslog://host:port | -- 非標準ポート |
SYSLOG=/dev/tty | -- コンソールへ |
SYSLOG=file:path | -- ローカルファイルへ |
SYSLOG=-vH,file:path | -- syslog ヘッダーを省略 |
SYSLOG=-fdaemon | -- "daemon" ファシリティとして (デフォルト) |
SYSLOG=-flocal1 | -- "local1" ファシリティとして |
遠隔 syslog サーバーへの syslog UDP パケットの送信元ポート (とアドレス) は、例えば、
SRCIF=":8514:syslog"
(または SRCIF="xx.xx.xx.xx:8514:syslog"
のように指定できます。
各アプリケーションプロトコルのサーバーとクライアントを基準とした syslog サーバーの
切替えは、(まだ) サポートされていません。